国際教養学科Department of International Liberal Arts

講義紹介

必修科目
国際文化論 教授:小川 直人
  • 講義を通じて「正答のない質問」にチャレンジ!

    家族・宗教・言語など、国際文化を形成する様々な要因について、ディスカッションを行いながら理解を深める講義です。自分の頭で考えながら理解を深めるとともに、異なった考えや価値観に対する共感性や受容性を身に付けます。世の中には正答のない課題が多く存在します。それらに対し、独自の考えを提示すること、そして自身のものと異なった考えを理解し尊重することは、グローバル社会における多様な他者との協働に生かせます。

専門科目
現代言語学 教授:芳賀 理彦
  • 世界と自分をつなぐ「ことば」について考える

    ヒトは「ことば」を単なるコミュニケーション手段として使っているわけではありません。ヒトは思考の手段として「ことば」を使っているのです。つまり、「ことば」無くしては、私たちは物事を理解することも、考えることもできないのです。この講義では「ことば」に関する学問である現代言語学について学びます。言語と文化の関係や、コミュニケーションに関わる諸問題について考えることは、世界を客観的に捉えるメタ認知的思考法の訓練になります。それは私たちが現代社会で生きていくために今後欠かせないスキルとなるはずです。

必修科目
英語音声学 専任講師:大井川 朋彦
  • 動画やアプリを活用して分かりやすく解説

    日本語などの他の言語と比較しながら、アメリカやイギリスのものを中心に様々な英語の発音や聞き取りのポイントを学びます。講義では動画やアプリなどを活用して分かりやすく解説します。また、講義だけでなく個別の発音指導・訓練も行います。英語だけでなく、一般的な言語の発音に関する知識も身に付きます。世界には様々な背景を持つ多くの英語話者がいます。この授業では将来国際的に活躍する人間として身に付けるべき「伝わる発音」とはどんな発音かを考える能力を身に付けることが目標です。

Interview

可能性を広げる多彩な講義

国際教養学科 3年
坂上 陸 さん

本学科は、言語を巧みに操り国際的なコミュニケーション能力を習得できる学科です。語学学習に力を入れている点に魅力を感じて選びました。語学の運用能力を身に付けられる多彩な講義が展開され、特に発音を波形で学ぶ「英語音声学」はとても興味深い内容でした。異文化や地域、教育など幅広く学べることも魅力です。教員を目指す私にとって、「心理学」は話し方や感情のコントロールに役立つと感じました。外国籍の先生や実務経験のある先生も多く、実践的な講義を受けることができます。