市民公開講座

Public Lectures

年に2回、上期と下期にそれぞれ数回ずつ行われる公開講座です。参加は自由、受講料は無料です。

令和4年度 下期市民公開講座のご案内

統一テーマ:「世界の文化に触れる」

概要 

■期日
2022年10月26日(水)~11月16日(水)
■時間
18時15分~19時45分
■会場
日本大学国際関係学部三島駅北口校舎
  • ※ 新型コロナウイルス感染症の状況により、事前申し込みによるオンライン方式に変更し、開催する場合があります。
■申込方法
下期市民公開講座要項をご参照ください。
下期市民公開講座申込書 Excel版をご参照ください。
下期市民公開講座申込書 PDF版をご参照ください。
■問い合わせ先
日本大学国際関係学部 研究事務課 市民公開講座係
TEL 055-980-0808
■申込期日
各開講日の2日前まで
■注意事項
  1. 講師の病気、その他やむを得ない事情により、講座を延期または中止することがあります。
  2. 受講許可の通知はいたしませんので、当日、直接会場にお越しください。
  3. 万一の場合(休講など)の連絡をいたしますので、「申込書」には住所・電話番号を必ずご記入願います。
  4. 本校では車・バイクの乗り入れはできません。徒歩または電車・バス等の公共交通機関をご利用ください。
  5. 新型コロナウイルス感染症の状況により事前申し込みによるオンライン方式に変更し、開催する場合があります。オンライン方式での受講については「オンライン受講に変更した場合の注意事項」をご確認願います。
■オンライン受講に変更した場合の注意事項
  1. オンライン方式の場合は、パソコンまたはタブレット端末等を利用しての受講となります。
    なお、画面の大きさや機能に制限がありますが、スマートフォンでも受講可能です。
    また、安定したインターネット回線の準備が必要となります。
    通信利用料金は別途発生します。各自でご負担ください。
  2. 各講座において使用する資料がある場合は、申込書に記載の住所または、メールアドレスに送付いたします。
  3. 日本大学国際関係学部研究事務課は各自のパソコンやタブレット端末等の操作、環境設定に関するサポートはいたしかねますので予めご了承ください。
  4. 質問等は各講座終了後、質問用紙にご記入いただき研究事務課宛にメ―ルでご送付ください。講演者から回答が届き次第メールにて回答いたします。
  5. 出席は全講座終了後のアンケート用紙に回答いただき、確認します。
  6. 受講者のオンライン講座映像の撮影、録画、録音は固くお断りいたします。
  7. 講座での配布資料等を本講座以外で利用することは固くお断りいたします。
  8. 講座の視聴URL等を第三者と共有することは固くお断りいたします。
  9. 受講は受講登録者本人に限ります。非登録者を含む複数人での受講は固くお断りいたします。(家族で申し込まれた方はこの限りではありません。)
  10. 6~9にあたる行為が発覚した場合には、それ以降の参加資格を取り消します。

講座の日程と内容

統一テーマ:「世界の文化に触れる」


1回

10月26日(水)

講師 日本大学国際関係学部 助教 陳 怡禎
演題 戦後台湾における日本大衆文化の流通

2回

11月2日(水)

講師 日本大学国際関係学部 教授 松本 美千代
演題 アメリカ演劇受賞作品から見るアメリカ社会と文化

3回

11月9日(水)

講師 日本大学国際関係学部 准教授 髙塚 浩由樹
演題 革命からの「逸脱」と独裁者の登場 ― フランス革命とナポレオン、そしてプーチン

4回

11月16日(水)

講師 日本大学国際関係学部 教授 角田 哲康
演題 Felipe2世に会った少年(ハポネス),スペイン兵に千羽鶴を送った少女ハポネサ

第1回 10月26日(水)
「戦後台湾における日本大衆文化の流通」

陳 怡禎

 台湾は長きにわたる歴史のなかでオランダ、清朝、日本、中国から来た国民党政府など、様々な外来政権に支配されてきた。このような度重なる歴史的断裂や多民族の共生によって、台湾社会で構築された「常民的記憶」やアイデンティティは常に流動的に変化している。
 中でも、約50年間の日本統治時代を経て、台湾社会に日本の大衆文化が浸透し、台湾人の間で共有されている記憶となっている。その一方で、戦後に国民党政府は、大衆文化への検閲や規制を通して、「脱日本化」や「中国化」という「公的記憶」を新たに構築しようとしていた。本講座は、戦後の台湾社会において、台湾の人々は、いかに日本の大衆文化を消費し、「公的記憶」に対抗する常民的記憶として共有しているのかを明らかにする。

第2回 11月2日(水)
「アメリカ演劇受賞作品から見るアメリカ社会と文化」

松本 美千代

 テロとの戦い幕開けした21世紀、アメリカ社会は激動の時を迎えている。黒人の命を大切にしようというBLM運動、女性の権利見直す#Me Too運動などが顕在化する一方、白人層の生活不安や保守派が台頭し、移民や外国人へ排外主義の風潮もくすぶっている。アメリカ演劇の受賞作品においても、人種・民族問題をはじめとして、ジェンダー、LGBTQ、格差、障害者の視点など、多様な社会を反映した新世代の作品が誕生している。本講義では、『ウェストサイド・ストーリー』など、激動の現代米国社会を映し出すアメリカ演劇作品を取り上げて、アメリカ社会と文化について考えてみたい。

第3回 11月9日(水)
「革命からの「逸脱」と独裁者の登場 ― フランス革命とナポレオン、そしてプーチン」

髙塚 浩由樹

 善良な性格だったルイ16世は、なぜ処刑されなければならなかったのか。それは、「共和国」の実現という革命の目的のためである。しかし、権力を独占していた国王をギロチンにかけても、革命は次第に目的から「逸脱」し、権力は独裁者に集中していった。
 「皇帝」ナポレオンは革命を裏切ったのか、それとも革命が必然的に独裁者を生むのか。本講演はこの疑問を考察しつつ、帝政を打破する革命によって誕生しながらもスターリンという独裁者を生んだソ連、そしてプーチンのロシアにも言及する。

第4回 11月16日(水)
「Felipe2世に会った少年(ハポネス),スペイン兵に千羽鶴を送った少女ハポネサ

角田 哲康

 スペインは日本を最初に訪れたヨーロッパの国のひとつであり、最初に追放された国のひとつでもある。最初の出会いは短い時のものとなったが、スペインがもたらしたヨーロッパ・キリスト教文化の影響は決して小さなものではなかった。この最初の出会いが、その後の両国の歴史の綾をどの様に結んでいったのか。さらに日本がスペインにもたらしたものは何なのであったか。これらの史実に焦点を当てながら、両国の文化的関わりを振り返ることにしたい。