大学院 国際関係研究科 国際関係研究専攻Graduate School of International Relations Course of International Relations Studies

高度な専門性を養成し国際社会へ貢献

世界が直面している諸問題は、政治・経済・文化等の複雑な要因から構成されています。これらの問題に対して有効な解決策を導くには、社会科学・人文科学の成果を結集した総合的・学際的な研究が必要です。このような認識のもとに新領域の国際関係研究を確立し、地域研究を行い国際関係に精通した研究者として自立した研究活動を行うために必要な、高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を備え、国際社会に貢献できる人材を養成します。

学び・博士論文提出までのステップ

1
年次
  • 主たる専攻分野の授業科目を履修
  • 他の専攻分野の授業科目を履修
  • 研究指導教員の特別研究指導
  • 研究テーマの決定(4 月)
  • 研究指導教員による博士論文指導(4月~) 

2
年次
  • 主たる専攻分野の授業科目を履修
  • 研究指導教員の特別研究指導
  • 研究指導教員による博士論文指導(4月~)
  • 博士論文構想構築(4月~)

3
年次
  • 研究指導教員の特別研究指導
  • 研究指導教員に博士論文提出の申し出(6月)
  • 予備試験実施(7月)
  • 博士論文執筆の可否(7月)
  • 博士論文提出(11月末日)
  • 博士論文審査(12月~1月)
  • 公聴会・最終試験(1月)
  • 課程修了の可否審議(2月)
  • 学位(博士)の授与(3月)

世界に対して新たな問題提起を

国際関係研究科 国際関係研究専攻 博士後期課程1年
渡辺 涼 さん

ドイツ文学が好きだった私は、大学でドイツ留学をしたいと考え、留学が盛んな国際教養学科へ入学しました。現在の研究テーマであるカント哲学に触れたきっかけは、2年次に本学部の教授に『啓蒙とは何か』という論文を勧められたこと。カントが随所で訴えている「怠惰と臆病から脱して、自ら考え自ら行動する」ということの重要性に胸を打たれ、この思想を深く探究したいと考えるようになりました。3年次後期からの1年間のドイツ留学で思いはさらに強くなり、カントが取り組んだ諸問題と対峙し、カントを超えて答えを模索することが目下の私の課題と考え、大学院進学を選択しました。 博士前期課程では、200年以上前に著されたカントの諸理論が、これからの世界において十分なアクチュアリティを保ちうるのかに着目して、研究を進めました。博士後期課程では、カント哲学をより一層批判的な視座から分析・考究していきたいと考えています。

私の見聞録 哲学を学んだことで「何が本当なのか」を考え続けることの重要性に気付いた。あらゆる分野の研究者は本当のことを探しており、私もこの世界の一部として責務を果たしたい。