大学院 国際関係研究科 国際関係研究専攻Graduate School of International Relations Course of International Relations Studies

国際的な問題へ学際的にアプローチ

世界の各地域における諸問題に対し、政治・経済・法律・開発・環境・情報等の視点から研究を行う「国際関係」部門と、各国の文化・文学の比較や異文化コミュニケーション等の文化的フィールドから研究を行う「国際文化」 部門の双方の領域を視野に入れ、総合的・学際的なアプローチを試みます。そして、専攻分野における研究能力を養い、専門性を要する職業等に必要な高度の能力を持つ人材を養成します。

安全保障コースプログラム

安全保障問題に関する高度な専門知識を有する人材を養成します。

翻訳コースプログラム

翻訳の理論・方法・実践に関する高度な知識と技術を有する人材を養成します。

ダブル・ディグリー・プログラム

日本大学国際関係学部とイリノイ州立大学社会学・人類学科間の学術文化交流に関する覚書に基づくダブル・ディグリー・プログラム実施に係る合意書締結に伴い、日本大学大学院国際関係研究科国際関係研究専攻博士前期課程に所属する学生が最短2年間で本研究科及びイリノイ州立大学社会学・人類学科の2つの修士号を取得することができます。

学びのステップ
1
年次
博士前期課程
標準コース
博士前期課程
1年コース
〈社会人対象〉
  • 研究指導教員の授業科目を含めた専攻分野の授業科目を履修
  • 他の専攻分野の授業科目を履修
  • 研究指導教員の研究指導
  • 研究指導教員の授業科目を含めた専攻分野の授業科目を履修
  • 他の専攻分野の授業科目を履修
  • 研究指導教員の研究指導
学位(修士)論文提出 1月
最終試験 2月
  • 学位(修士)論文を中心とした口述試験
学位(修士)授与 3月

2
年次
  • 専攻関連分野科目を履修
  • 研究指導教員の研究指導
学位(修士)論文提出 1月
最終試験 2月
  • 学位(修士)論文を中心とした口述試験
  • 外国語の筆記試験
学位(修士)授与 3月

本研究科での学びを日本語教育に生かしたい

国際関係研究科 国際関係研究専攻 博士前期課程1年
花村 実咲 さん

私には、将来韓国で日本語教師になるという夢があります。韓国では、中学生から選択で日本語の授業を受けますが、私が韓国人大学生50人を対象に独自に行ったアンケートでは、日本語の授業が自身の力になったという意見がある一方で、良い成績をとることばかりに集中して実践的に学べず、授業に満足していなかったという意見も多くみられました。そこで、私は自分が日本語教師になった時に応用できるよう、現在実際に行われている「韓国における日本語教育」の実態を知り、改善策を見出す研究をしたいと考えています。近年、旅行はもちろん日本に就職する韓国人が増えており、日本語が必要になる韓国人も多くなると思います。本研究科で、教育の実態だけでなく、韓国と日本の文化や特徴、言葉のニュアンスの違いを学び、日韓の交流を深め、日本語教育を通してより良い関係性が築けるような教師になりたいです。

私の見聞録 他国の人の考えを知ることで、自分に新たなアイデンティティが生まれ、視野が広がります。研究や交流を通して、固定概念に影響されない考え方を学んでいます。

グローバルな視点で「琉球観」を探る

国際関係研究科 国際関係研究専攻 博士前期課程2年
熊西 アレキサンダー京太郎 さん

本研究科では、世界の多様な価値観や歴史を国際的な視点で捉え考察する力を養います。私は文学や表象文化を通して、外国人が日本人に対して抱く異文化観を学びたいと考え本研究科に進学しました。 研究テーマは、「バジル・ホール・チェンバレンの琉球研究について」です。翁長県政時代に沖縄県が中国福建省との交流を記念して立てた、龍柱をめぐる議論についての記事をメディアで知り調べたことをきっかけに、旧琉球の独自の歴史的経緯や文化に興味を持ちました。文化研究や言語分析の面で琉球研究をリードした英国人「バジル・ホール・チェンバレン」と、「琉球」との関係性に特化した先行研究を参考に、チェンバレンの論文及び琉球観の分析を行っています。 今後も洞察力や分析力を高め、異文化理解をテーマに地域研究や交流史を分析し、異文化交流の持つ意義や可能性をグローバルな視点で検討し提起していきたいです。

私の見聞録 様々な講義を受け、これまで自分になかった新たな視点に気づきました。専攻ではない分野の知見を研究に取り入れることで、多角的な視野を身につけ理解をより深めることができます。