食物栄養学科Department of Food and Nutrition

地域とコラボした多彩なゼミ活動

地域の健康づくりを支援する多彩な活動を展開。キャンパスを飛び出して活動してみよう!

フレイル予防のための料理レシピ

葛城 裕美 ゼミナール ✕ 三島市健康推進部健康づくり課

葛城ゼミナールは、三島市から保健衛生事業と食育連携事業を受託して、今年で10年になります。当初は糖尿病予防のためのレシピ開発でしたが、現在はフレイル対策レシピを考案しています。依頼内容を元にゼミナール生が三島の地場農産物を積極的に使い、和食を中心とした献立を四季別に作成しています。メニューは市民向けの料理教室や三島市の出前講座で活用されています。フレイル予防のためのレシピ集にも掲載され、食生活改善のPRにも使われています。

アスリート向けレシピの開発

篠原 啓子 ゼミナール ✕ 裾野市スポーツツーリズム推進協議会

三島市に隣接する裾野市では、陸上を中心としたスポーツ合宿が盛んに行われています。篠原ゼミナールはトレーニング効果を最大化する「献立開発プロジェクト」を監修し、アスリート向けの1週間分の献立「すその頂飯 21Recipe」を開発しました。この取組が高く評価され、スポーツ庁・文化庁・観光庁主催の「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」で「食文化ツーリズム賞」を受賞しました。すその頂飯は、裾野市スポーツツーリズム推進協議会が推進するプロジェクトの一つです。

地域特産品の保護・育成

石川 元康 ゼミナール ✕ 富士宮市フードバレー推進協議会

富士宮市では、食によるまちづくり「フードバレー構想」が提唱され、本学とは特産品に関する調査・研究を通じて教育・研究に生かされています。その一環として石川ゼミナールでは「芝川海苔(カワノリ)」の保護・育成に関する研究を実施しています。富士宮市内小学校における「芝川海苔」を利用した水環境の総合学習指導、カワノリの現地調査・養殖実験、カワノリ料理のレシピ開発などを行い、歴史的価値ある地域特産品を活用して地域活性化につなげていくことを目指しています。