OB・OG

Alumni

鈴木 ふうな

袋井市役所

産学連携活動で培った力を生かし地元に貢献したい

国際総合政策学科卒業
鈴木 ふうな さん

矢嶋ゼミナールで地域や人と関わる活動を行ったことをきっかけに、「公務員」という仕事に興味を持ちました。特に印象に残っている活動は、富士山三島東急ホテルとの産学連携で静岡県の地酒の試飲イベントを企画・開催したことです。学外の多くの方々と関わり、相手に熱意を伝えるためのプレゼンテーション能力が身に付き、自信につながりました。実家からも近い袋井市は観光資源が豊富で、外国籍住民が多く暮らす多文化共生の街です。袋井市役所のインターンに参加した際には、外国籍住民と地域コミュニティの関係性についての課題を知り、本学部での学びやゼミナールでの経験を生かすことができるのではないかと感じました。今後は市職員として、行政の立場から市民の方々の生活を支え、笑顔あふれる地域の街づくりに取り組みます。

中村 涼一

日本銀行

課題解決力を習得できる学びの場

国際総合政策学科卒業
中村 涼一 さん

私は金融業界に興味があり、武田ゼミナールで金融学を学びました。バーチャル資産運用や地域金融機関をテーマに研究し、自分で調べて考えるプロセスがいかに重要かを学びました。マーケティング論の講義では、戦略的な物事の考え方から価値を創造することに興味を持ちました。私が就職先を決めた理由は、金融はどの業界とも接点があり、未来に向けて人の役に立つことができるという公益性の高さです。就職活動では就職指導課のエントリーシート添削を活用することで、自分が大切にしていることや信念が明確になり、自己分析を深めることができました。これからも大学で学んだことを生かし、社会に貢献していきます。

山崎 暖和

ANAエアポートサービス 株式会社

観光ゼミナールの経験が就職活動に直結

国際総合政策学科卒業
山崎 暖和 さん

在学中に最も注力したのは、英会話のスキルアップです。コロナ禍でのオンライン講義では、先生や学生と1対1で英会話できる機会を多く設けていただいたため、英会話が格段に上達し、TOEIC®の合格につながりました。それは、羽田空港を拠点とするANAエアポートサービスのグランドスタッフを目指していた私にとって大きな自信となり、内定に結びついたと感じています。「日本社会」の講義で教えていただいた、「『愛・和合・協調性』の3つが揃っていれば、社会でうまくやっていける」という言葉を支えに、新しいホスピタリティの価値を創造できる人材に成長したい。そして、ゆくゆくは世界の空港で通用するグランドスタッフになりたいです。

池田 光晴

横浜市教育委員会

学部の環境や強みを生かして夢を実現

国際教養学科卒業
池田 光晴 さん

内向的だった私を変えてくれた小学校の先生に憧れて、教員を目指しました。大学4年間は教員採用試験の学習に励みました。特に4年次は、教育実習や教員採用試験対策、通常講義、通信制大学のレポート提出など、時間に追われて心が折れそうな時もありましたが、同じ道を志す仲間の存在が大きな支えになりました。特に3年次に受講した「教育実践体験研究」は、教育実践に関する知識や技能の理解度が飛躍的に向上し、教員採用試験での私のアピールポイントになりました。大学の周囲には学校が多く、ボランティアやインターンシップ、体験実践などに参加しやすいことも魅力です。この春、念願の教員人生が始まります。憧れの先生に一歩でも近づけるよう、子供の成長を大事にする授業づくりに励んでいきます。

菅野 綾音

株式会社 帝国ホテル

ゼミナール活動での経験が自身の強みとなる

国際教養学科卒業
菅野 綾音 さん

私は矢嶋ゼミナールの副ゼミ長として、活動の管理と運営に注力しました。産学連携プロジェクトでは、様々な立場の方と連携を取り、意見交換を通じて協働することの大変さとやりがいを感じました。また、富桜祭(学部祭)の実行委員では、イレギュラーへの対応に追われながらも、決まった枠組みの中で価値を創り出すことが好きだと気付きました。ホテルに就職したいと思ったのは、そのようなスキルや志向が生かせると考えたからです。就職活動中には、自身の経験と学びを見返すことで、自分の強みを再認識することができました。帝国ホテルは、2036年完成を目指し、大規模再開発中。卒論では「30年後のホテル宴会」を研究。経営を担う総合職としてホテルの将来を考えたいです。

佐藤 龍

臼井国際産業 株式会社

大学での挑戦を地元企業で生かす

国際教養学科卒業
佐藤 龍 さん

私の大学生活は、1年目から新型コロナウイルスの流行により、オンライン授業、アルバイトや課外活動の自粛、海外渡航の禁止など行動制限がありました。家での時間を有効活用しようと奮起し、英語の勉強に力を入れました。積極的に海外とつながる仕事がしたいとの思いから入社を決めた、大学に近い臼井国際産業は、自動車部品のグローバルサプライヤー。世界トップシェア部品、製品を始め、特許申請は6,000件、職場の雰囲気がとても温かく、海外とのやりとりがあり、学んできた英語も生かせる環境です。今後はさらなるコミュニケーション能力、英語力の向上を目指し、お客様に合った適切な接し方で多くの人と関わり、製品の良さを伝えていきたいです。

菊池 モアナ

Borderless Tanzania Limited

「生理の貧困」に向き合いタンザニアのシングルマザーたちの自立を支援する

国際総合政策学科 2019年3月卒業
菊池 モアナ さん

大学の講義「開発教育論」で学んだ、教育を広めることが戦争や紛争をなくしていくきっかけになるという考え方に強く共感しました。アフリカで学校に通えない子供たちがたくさんいることに疑問を持ち、子供の退学理由の調査をするためタンザニアに渡航しました。調査を進める中で、16歳で妊娠・退学しシングルマザーとなった女性に出会い、そのような女性たちを長期的に支援する活動をしたいと考えるようになったことから、大学卒業後、社会起業家の輩出をサポートしている会社に入社しました。
その後自ら起業し、現在はタンザニアで、大学時代に現地で出会った女性を雇用して、ナプキンの製造・販売と地元の小学校での性教育活動を行っています。雇用を生み出し自立を支援することで、彼女たちが自信を持って生き生きと働く姿を見られることが何より嬉しい瞬間です。 大学での様々な学びを通じて、自分がどう関わり何ができるのか、具体的な方法を知ることで、より明確なビジョンを持てるようになりました。皆さんも、興味を持ったことには貪欲に学び自主的に行動し、自分の道を切り拓いてください。

杉山 和哉

式会社 朝日メディアブレーン(静岡朝日テレビグループ)

学生時代に培った判断力と統率力が社会で活躍する力になる

国際教養学科 2019年3月卒業
杉山 和哉 さん

私は在学中、⻆田ゼミナールの副ゼミ長として活動に力を注ぎました。富桜祭(学部祭)でのスペインバルの出店では、ゼミ生と先生の意見をまとめる役割を担い、調整力を養いました。また、学生が主体となって行う海外ゼミでは、ヨーロッパの5都市を巡るプランを計画し、仲間と協力して最適なルートを見つけ、成功裏に終えた経験は、大きな喜びと自信につながりました。社会人になってからも、ゼミで学んだことは私の原動力となっています。 現在は静岡朝日テレビの制作会社でCM・VP(ビデオパッケージ)・配信のディレクターを務めています。1年目に初めてCM制作を任された際、クライアントがいるロケ現場の中でも緊張感よりも挑戦心や楽しさが上回り、無事に業務を遂行できたことは、学生時代に状況判断力やコミュニケーション能力を着実に積んだ成果だと実感しました。 本学部は多種多様な文化や考えに触れる機会が多くあります。自分がやりたいと思ったことにチャレンジして、新しい知識や発見を見つける楽しさや成功の喜びを是非体験してほしいです。