Images from the Hikojiro Ueda Collection of Glass Plate Negative Photography: the Izu Peninsula and Mt. Fuji circa 1955
伊豆修善寺出身の観光写真家　上田彦次郎ガラス乾板写真展　「昭和30年ごろの伊豆と富士山」

富桜祭開催日の10月29日（土）・30日（日）の両日限定で、上田彦次郎ガラス乾板写真展を開催します。

上田彦次郎は明治34年、伊豆修善寺の生まれ。観光絵はがきの企画・撮影・制作・販売を一手に行う会社を戦前から、東京の新橋で営んでいました。日本大学国際関係学部図書館の所蔵する約二千点のガラス乾板は同氏が昭和30年頃に伊豆を中心に各地を精力的にまわって撮影した絵葉書、栞等製作用の写真。60年前の美しい郷土の姿が今に蘇ります。

観光絵はがき用の写真を撮影して制作しそれを生業としていた人のほとんどが無名である中、本図書館所蔵のガラス乾板は上田彦次郎が手がけたことがはっきりしているという点が他に類を見ないコレクションです。本図書館は上田彦次郎という人物にスポットライトを当てて、明治・大正・昭和と生き抜いたその生涯、撮影された写真のすばらしさ、そして完成した絵はがきを紹介するための調査・研究を行っています。

開催時間　午前9 時 – 午後5 時（入場無料）
開催場所　日本大学国際関係学部　本校舎内　図書館閲覧室（テニスコートの左奥）
411-8555 三島市文教町2-31-145 Tel. 055-980-0806
展示写真　伊豆、箱根、湯河原、東京等
主催 　　 日本大学図書館国際関係学部分館