2021年の国際交流

International Exchange In Twenty Twenty-one

オンラインプログラムの実施

本学部では、コロナ禍でも提携校と提携して日本にいながらできるオンライン留学や国際交流プログラムを学生に紹介しています。

ニューカッスル大学バーチャル文化交流プログラム

2021.5.14 ~ 7.7

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州にある本学提携校のニューカッスル大学の学生と交流し、国際交流体験や異文化理解を学ぶことを目的としたプログラムです。

本学部が約50名、ニューカッスル大学が約30名とたくさんの学生が参加しました。2名から4名程度で一つのグループ(バディ)になり、日常生活や大学生活、文化、言語など毎週決められたテーマについて週1~2回程度交流しました。初めてのオンラインプログラムとなりましたが、終了後に行ったアンケートでは約85%の学生が「次回も参加したい」と回答し、「今後も連絡を取り合い交流が続きそうだ」と回答した学生は約70%でした。コロナ禍で海外留学が制限される中で、海外の友人を作り、お互いの文化や言語について交流できる機会として次回の開催も決定しました。募集時期になりましたらユニバーサルパスポートでお知らせしますので、興味のある方はご参加ください。

  • オンライン留学プログラム

    交流が行われたバーチャルキャンパス

  • ベスト・バディ賞を受賞した作品です。

オンラインでも友達になれる

国際教養学科 4年
齋藤 晴乃 さん

2年次にカナダへ半年間の認定留学が決まっていましたが、コロナ禍で中止。代わりにこのような機会を設けていただけたのは、とてもありがたいことでした。私は3年次の5~7月にニューカッスル大学のバーチャル文化交流プログラムに参加し、現地学生2人と日本大学の学生2人のグループで、お互いの国の文化やトレンドについて、毎回2~3時間のビデオ通話を楽しみました。白無垢は何枚重ね着するか質問されるなど、日本人でも知らないことがたくさんあり、自国の文化を見直す良いきっかけになりました。バディとは今でも交流が続いています。

セント・ノーバート・カレッジ・オンライン留学プログラム

2021.8.24 ~ 9.15

本学部提携校であるアメリカ、ウィスコンシン州のセント・ノーバート・カレッジが実施したプログラムです。本学部では、これまでセント・ノーバート・カレッジで半年間の中期留学を実施しており、例年多くの学生が参加していました。

今回は、中期留学プログラムで実施している4つの教養科目(アメリカ文学、アメリカ史、異文化ビジネス、異文化コミュニケーション)のダイジェスト版として月~金曜日の毎朝2時間のカリキュラムで開講されました。国際関係学部生3名と他大学から2名の学生が参加し、通常のライブ授業に加えてゲストスピーカーによる特別授業や海外の学生との交流、セレモニー等、様々なイベントが企画され充実したプログラムとなりました。5名という少人数での授業の為、積極的に英語を話す機会が増え、参加した学生からは「英語で物事を考える時間が増えた」、「間違えても気にしないようになり、自信をもつことができた」等、海外留学ができない中で各々が英語学習のモチベーションアップに繋がる充実した時間を過ごすことができたようです。

恐れず挑戦してみよう!

国際教養学科 2年
小山 梨瑞 さん

私はニューカッスル大学とセント・ノーバート・カレッジ、両方のプログラムに参加しました。苦手な英語を克服して実際の留学に備えようと参加しましたが、皆が流暢な英語でコミュニケーションを取っているのに、私は聞き取りすら困難で、焦りと自信喪失から途中でドロップアウトを考えました。それでも続けることができたのは、片言の英語を理解しようと耳を傾けてくれる先生や友人の助けがあったからです。自主勉強ではシャドーイングに必死に取り組み、英語漬けの毎日を送ったおかげで、プログラムが終わる頃には伝わる喜びを感じるようになりました。