知識に国境はない 世界を存分に学べ

日本大学国際関係学部 学部長
渡邊 武一郎

日本大学国際関係学部は、1979年にグローバリゼーションの本格的な到来を見通し、日本で最初の国際関係学部として創設されました。国際関係学部では、日本大学の理念「自主創造」のもと、広く知識を世界に求める人材の育成を目的としています。「自主創造」とは、知的好奇心をもって自らが課題に取り組み、新しい道を切り開いていくことです。そのため私たちは、学生一人ひとりが自らの価値を高め、世界で活躍できるように、知りたいという好奇心、学びたいという探究心に全力で応えます。

日本大学の創設者である学祖山田顕義伯爵が、若き日に学んだ松下村塾の吉田松陰先生の言葉に、次のようなものがあります。

『地を離れて人なく、人を離れて事なし、故に人事を論ぜんと欲せば、先ず地理を観よ。』

「生まれ育った土地を離れて人はなく、人を離れてあらゆる物事や出来事はない。従って、人や物事を理解し語りたければ、まずは、その土地、風土を観ることが肝要である。世界を知りたければ、積極的に世界を見聞することが不可欠である。」という意味です。

日本大学国際関係学部は、この吉田松陰先生の言葉を実現し、具現化するのに最適な学部です。私たちとともに、世界の様々な言語、歴史、思想、文化を観て、体験して、激動する国際社会への第一歩を踏み出しましょう。