ゼミナールレポート

Seminar Reports

国内外での調査研究に挑戦し、
計画遂行力を手に入れる

キャンパスを飛び出し、国内外で企業見学やボランティア活動、地域の人々との交流などに積極的に取り組み、文化や経済の問題を現地でリサーチ。それぞれの目的地をフィールドとして研究を行っている教員が引率、指導します。

宗形 賢二 ゼミ

現地を訪問し、アメリカの真の姿を学ぶ

私は宗形ゼミに所属し、海外研修として3年次の9月に1週間ニューヨークを訪れました。私はマイノリティーを起源とするアメリカ文化を研究しており、マイノリティーに関する多くの博物館に行きました。この研修の中で一番印象深かった場所が、エリス島の移民博物館です。エリス島は19世紀に移民局が置かれ、主にヨーロッパから来る移民の受け入れ口です。アメリカン・ドリームを求め移民した人々の写真や資料が展示され、入国できたことを喜ぶ場所である一方で、様々な理由により家族が引き離されてしまう悲劇の場所でもあったということを知りました。エリス島の「希望の島、嘆きの島」というキャッチフレーズは忘れることができません。その他にも、国際連合本部の総会が行われる会議場、ユダヤ系・中国系の移民についての博物館、チャイナタウン、リトルイタリーなどの移民が多く住む街を訪れました。また過去の歴史だけでなく、タイムズスクエアやブロードウェイなど現代の文化を象徴する場所も見学しました。当時はアメリカ大統領選挙の最中だったため、デモの様子なども間近に見ることができました。旅行目的とは違う視点で様々な場所や資料を見ることで、本当のアメリカの姿を知ることができ貴重な経験となりました。

淺川 道夫 ゼミ

過去を知ることで「現在(いま)」がわかる

淺川ゼミナールでは、3年次に主に幕末と太平洋戦争を共通論題として学び、これを活かして4年次に興味のある分野について研究を進め、その成果として卒業論文を作成します。教授や上級生の指導の下、安心して学びを深めることができます。また、特定の思想や歴史観にとらわれることなく全員が自由な立場で議論できるのも魅力の1つです。
夏季休暇中には、夏合宿として1泊2日で横須賀周辺の戦跡見学や防衛大学校での研修を行っています。他にも京都や靖国神社など、要望があった場合には随時研修を受けることも可能です。淺川先生による軍事や歴史に関する説明を聞きながら戦跡や史跡を見てまわることで、本を読むだけでは分からない実感や新しい発見があり、貴重な経験になります。
私は日本の軍備に関心があり研究を進めています。国際関係を学ぶ上で安全保障について知ることは非常に重要であると考え、この研究テーマを選びました。
ゼミの活動を通して、「現在を正しく把握するには、過去を知る必要がある」ということを強く再認識しました。在学中は日本の安全保障を中心により見識を広め、将来は自衛官として国防の一翼を担っていきたいです。

鄭 勛燮 ゼミ

行動し、身をもって感じることが何より大切

韓国についての全般的な理解を深めるとともに、日韓関係に関する基礎的な知識を習得することを目指します。授業は持ち回りの口頭発表と議論を中心に進めます。地域研究では現地を訪れ、実際に自分の目で見て肌で感じ、同世代の人と会って直接話すことが何より重要です。こうした思いを込めて、夏季休暇に韓国の歴史・文化遺跡地を視察するとともに、大学を訪問して日韓学生交流を行うなど、海外研修を実施しています。

生内 裕子 ゼミ

大自然の中でコミュニケーションを極める

言語・文化・教育の視点から「コミュニケーション活動」を研究している生内ゼミのメンバーは、9月にカナダのバンフとバンクーバーを訪れ、英語・フランス語・笑顔で多くの人とのコミュニケーションを楽しみ、異文化を体験してきました。また、コロンビア大氷原の上を歩きながら、悠久の歴史に思いを馳せました。バンクーバーでは、様々な文化が調和しながら共存している街で、積極的に話しかけ理解し合うことの大切さを学びました。

蓼沼 智行 ゼミ

現地調査や交流を通じて理論と実際の乖離を体験

平成28年9月2日~8日にかけてアメリカ・ニューヨークにて海外ゼミを実施。マーケティング先進国のアメリカでフィールドワークを行い、実際の市場に触れることで、理論では学ぶことのない貴重な体験をしました。歴史的建造物もまわり、多民族国家で形成されていたアメリカ文化も一部垣間見ることができました。またニューヨーク郊外も訪れ、現地の学生と合流し、お互いの国の生活・文化について意見交換をするなど、参加したゼミ生にとって非常に有益な体験となりました。

小川 直人 ゼミ

台湾から日本を客観的に見つめる

ゼミのテーマである「異文化コミュニケーション」の実践のため、春季休暇の5日間で台湾へ行きました。台湾では日系企業3社の訪問と淡江大学で日本語を学んでいる学生との交流をはじめ、日本時代の史蹟めぐりや人気観光スポットへの訪問、さらにグルメを満喫してきました。その中でも特に日系企業で活躍されている日本人の方々からの、海外での仕事の仕方や台湾についてのこと、また人間関係における文化差についてのお話は、とても貴重で有意義でした。

梅本 順子 ゼミ

成果が出るかどうかは、本人の活動次第

ゼミ2年間での目標は、自分でテーマを決めて、調べ、まとめ、卒論を書くことです。授業では、プレゼンテーションを繰り返します。2年間の大半の活動は、すべて個人に委ねられます。学園祭、合宿、懇親会は「楽しく」をモットーにしています。また、いつも数名が入れ代わり立ち代わりで中長期の留学、あるいは日本語を教えるインターンシップなどで海外に出かけています。

小野 健太郎 ゼミ

国際的な視点から法律を考えられるように

民法、国際私法のゼミです。実際には、モノの売買、賃貸借、契約の解除、債務不履行などの取引関係をめぐる法律関係や、夫婦、相続などの家族関係をめぐる法律を中心に学んでいます。3年次では基本的な問題を、4年次では各人が興味を持ったテーマを考えていきます。さらに、国際的な取引や国際的な婚姻、相続問題に興味を持ってくれたらと考えています。

呉 川 ゼミ

国内・海外ゼミ双方を実施し調査・研究

主に中国語と中国の文化を中心に研究するゼミナールのため、中国語文献資料の解説、演習、発表のほか、国内ゼミ合宿(卒論中間発表)や中国語圏への海外ゼミ(異文化体験)も実施します。また、4年生に対し、これまで各自が選定した卒論のテーマに従って調査・研究を進め、卒業論文の作成を指導します。

A.H. バウマン ゼミ

講義ではなくディスカッションをメインに

ゼミの本質的テーマは、欧日関係の持続的な変化です。研究には、多様な資料を利用します。研究テーマは個人の関心に基づいて自由に選ぶことができ、研究の状況については定期的なプレゼンテーションを行います。積極性と問題意識を持ちディスカッションに臨んでほしいので、講義はありません。お互いから学び、全員が幅広い知識を享受することとなり、その過程で独特のダイナミックが発生し、実りの多い結果を生み出します。

福井 千鶴 ゼミ

地域と国際の連携を見出す取り組みを

「平成28年度ふじのくに地域・大学コンソーシアム助成金」20万円を受託し、課題「三島市の国際観光立市の高揚と外国人受け入れに関する研究」を行いました。本課題の目的を達成するために(1)外国人観光客のためのナイトマップ『15店舗掲載』、(2)手差しマップ『12店舗』、(3)三島市多言語観光マップの作製を行い、ゼミ生から研究の成果として豊岡三島市長に贈呈しました。

山中 康資 ゼミ

これから地球にとって何をなすべきか

国際的に問題になっている環境問題、エネルギー問題、食料問題、水問題等に関連したテーマについて、問題点や課題・対策をグループ毎に調査し検討しています。調べたことをプレゼンテーションし、ディスカッションすることでゼミ全体で個々のテーマの内容を共有しています。ゼミでの活動は、我が国及び個人が、これから地球にとって何をなすべきかを認識するためにとても役に立つと思います。

神山 眞理 ゼミ

自国を知り、世界を見る目を養う

幼い頃から芸術に触れる機会が多く、音楽や絵画、造形物、舞台表現に興味がありました。神山ゼミナールでは、西洋や日本美術の歴史背景や表現技法等を学び、グループでプレゼンテーションを行います。実際に博物館や美術館等を見学し学芸員から話を伺ったり、京都や奈良の主要な寺院を巡り、建築様式や仏像の役割を学びます。また、静岡県で行われる研究発表や小学校でのワークショップに参加する活動もあります。プレゼンテーションでは、毎回メンバーが入れ替わるグループで細かく役割分担をし、協力しながらテーマに沿って知識を深めるこで、個人では発見できない点にも気づき、一層芸術への理解が深まりました。国内ゼミでは、日本文化の知識を深めながら研究することができ、自国を知り発信するきっかけになります。

私は主に造形物や装飾具に興味があり、1年次の春休みにベニスを訪れた際、ムラーノ島で生産されるベネチアンガラスに一目惚れしました。自身でもジュエリーを作りたいと思い、大学を1年休学してイタリアのジュエリー専門学校に留学しました。現在も、大学で学びながらジュエリーの創作活動を続けています。将来は、ジュエリーを通して飢餓に苦しむ子供たちの援助を行っていきたいです。

筧 正治 ゼミ

自分を見つめるきっかけが生きる覚悟に

筧ゼミナールでは平成27年の夏季休暇を利用してフィリピンで海外研修を実施し、企業での研修に加え、スラムに生きる子供たちと交流しました。以下は参加学生の感想です。「物乞いや動物などが往来する街を歩く中で、自分が生まれた環境がいかに幸せであるか理解できた。しかし、その中でも目を輝かせ今を生きる人達を見て今までにない感情が湧いてきた。以前は生きる意味を考え悶々としていたが、今はあたりまえと思っていた日本での生活に感謝し、チャンスは躊躇せずつかみ、今を精一杯生きていく覚悟ができた。」とあります。皆さんも国際関係学部で新たな自分探しをしませんか?

安元 隆子 ゼミ

創意工夫を盛り込んだ日露交流

サンクトペテルブルグの大学や小・中学校を訪問する研修は11 回目。毎年創意工夫をし、手作りの交流会と意見交換会を行い日露交流に貢献しています。ロシア人学生との街歩きやお宅訪問は最も楽しい時間。互いを知る絶好の機会です。日英露語を駆使してコミュニケーションを図ることで、ロシアの人々の心はとても温かいことを知りました。また、ロシアは素晴らしい文化の宝庫。写真は世界三大美術館の一つ、エルミタージュを背景に。


「いろはにっぽん」

いろはにっぽんとは…

安元ゼミナールの学生が、彼らの視点から日本文化を海外に紹介する雑誌を制作・創刊しました。創刊号では、日本ならではの四季や食文化、ファッション、言語、外国人から見た日本人など、多岐に渡るジャンルで日本文化を紹介。昨年秋の国際関係学部の大学祭(以下、富桜祭)以降、ゼミ活動の中で各々が協力しながら日本文化を研究・調査し、この春、学生の想いや熱意のこもった冊子が出来上がりました。今回は英語翻訳にも挑戦しています。年2回の発行を目指し、次号以降も旬の話題や調査結果・考察を学生の目線で発信していく予定です。インターネットを活用して海外にも発信していきたい!と意気込みは十分なようです。

永塚 史孝 ゼミ

モンゴル文化から国際的視野を広げる

永塚ゼミナールでは、平成27年9月2日から9月9日に在モンゴル日本大使館、日本センター、ナラン学校(日本語とモンゴル語で教育をする小中高)、孤児院、ダルハン大学等を訪問しました。現地の児童生徒・大学生との交流やホームステイ、大草原での遊牧民とのキャンプ・食事や乗馬を通し文化体験や交流を行い、国際的視野を広げています。

石田 勝之 ゼミ

国際時事問題

国際情勢の変化をつかむには今までの経緯を把握しなければなりません。遊就館における靖国の主張や東京裁判法廷、最高裁判所、国賓・首脳会談や署名式の行われる舞台となる迎賓館を視察して、学生が直接肌で体感し国際時事について思考を巡らせる機会を設けています。

冨岡 丈朗 ゼミ

「グローカル」を理念に国際協力

『冨岡ゼミ(日大国際たんぽぽ)』は、グローカル(世界を見る大きな視野を持ち、身近なところから活動する)を理念に、静岡県と東南アジアをフィールドに国際協力や地域振興を行っています。また、途上国の現状を実感するために、長期休暇にフィリピンなどでフィールドワークを行います。こうして、私たちが学んできたことを発信するために、イベントを三島市内で企画し、多くの人に世界の抱える課題や文化などを伝えています。

伊坂 裕子 ゼミ

日常の中には心理学の種がいっぱい

伊坂ゼミナールでは、各自が疑問に思った「こころ」の不思議を科学的に解明する過程を学びます。実証科学である心理学では、日常の疑問から仮説を立て、それを検証するために調査や実験などを行います。そして結果を統計的に分析して結論を導きます。さらに各自の研究を発表し、討論を行う中で考察を深めます。実験・調査の結果分析や発表の準備にパソコンは不可欠です。

小代 有希子 ゼミ

富士山麓アカデミック&サイエンスフェア

小代ゼミナールは、毎年富士山麓アカデミック&サイエンスフェアという研究発表会に参加して、高い評価を得ています。日本の文化交流が直面してきた問題についてオリジナルなリサーチをして、成果をポスターにまとめて理解を深めます。ゼミ生が力を合わせて作品を完成させていく過程は、まさに<マジカル・モーメント>と言えるくらい楽しいです。

角田 哲康 ゼミ

研究発表の場もスペインさながら

ゼミのテーマについて海外ゼミなどを通してさらに知識を深め、その成果を映像にまとめ、大学祭で発表します。発表の場は「バル・カルロス」。スペイン・バルを教室に忠実に再現し、テーマにちなんだヨーロッパ料理を提供しながら、来場者の方々に五感で研究発表を体感していただいています。2015 年のテーマは「スペイン・ブルボン家とフランス・ブルボン家」。二つのブルボン家の光と影の歴史を辿りました。