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昭和30年ごろの伊豆と富士山 第4回上田彦次郎ガラス乾板写真展 10/31-11/27

昭和30年ごろの伊豆と富士山 第4回上田彦次郎ガラス乾板写真展を下記のとおり開催します。

期日   2015年10月31日(土)から11月27日(金)
             (11月7日,15日,22日の日曜日を除く)
会場   日本大学国際関係学部 三島駅北口校舎1階ロビー
      三島市文教町1-9-18(三島駅北口前)
開催時間 午前9時から午後6時 (入場無料)
主催   日本大学国際関係学部(図書館)
展示写真 伊豆、箱根、湯河原、東京、伊香保、忍野村等

上田彦次郎(1901-1984)プロフィール

 上田彦次郎(号は春耕) は明治34 年に田方郡下狩野村(現在の伊豆市本立野) の上田家に農家の次男として誕生。大正9 年、19 歳の時に東京に出、芝区愛宕町(現在の新橋六丁目) にあった絵はがき製造・販売の日新社に入社。全国の観光地を駆け巡って名所を撮影しては絵はがきの注文を取り、売りさばいた。その後、大正15 年に独立して、上田春耕社を興す。
 富士山の撮影に一生を捧げた写真家岡田紅陽とは昭和15 年に岡田が創設した富士写真協会の活動等を通じて親密な交流を持つ。
 戦後は、伊豆の国立公園編入(昭和30 年) や伊豆急行線の開通(昭和36 年) により伊豆の観光が隆盛期を迎える中、伊豆・箱根地域の写真を数多く撮影。晩年は故郷に戻り、絵はがき関係の仕事を続けるが、昭和59 年、満83 歳で没する。
 日本大学国際関係学部図書館で所蔵する約2000点のガラス乾板写真に、上田が伊豆地域の観光振興に尽くしたパイオニアとしての足跡を見ることができる。

日本大学国際関係学部図書館

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