OB・OG

Alumni

神田 啓太

日本電気 株式会社(NEC)

大学で見いだした、自分の新しい価値観

国際総合政策学科 2023年3月卒業
神田 啓太 さん

私の入学当初の目標は留学でしたが、もし行っていたら、今の自分はなかったかもしれません。コロナ禍で留学が中止になったことをきっかけに、語学よりビジネス知識の習得に力を入れるようになり、IT関連の講義を積極的に受講したり、蓼沼ゼミナールでは流通経済をテーマに研究しました。このことが、NECが提供する物流ソリューションへの興味につながり、現在に至ります。この先、営業職としてお客様の課題をつかみ解決策を提案する際には、FD活動やゼミ長の経験で培った傾聴力が生かせると思います。情報系の学部出身者より知識が不足している部分は、IT系の資格を取得することで補おうとしています。一方で国際関係学部出身の私には、様々な地域の文化を学ぶことで得た、多面的・客観的に物事を見る力があります。私の強みを生かしてあらゆる課題をICT技術で解決し、DXの発展に貢献していきたいと思っています。

横田 桜

株式会社 クボタ

国際関係学部は、あらゆる分野と結びつく

国際総合政策学科 2023年3月卒業
横田 桜 さん

農業を営む家で育った私にとって、農機メーカーの国内最大手であるクボタは身近な存在でした。入社を強く希望したのは、約43,000人の社員数と120か国以上の海外拠点を持つ規模感だけでなく、「農業を世界中の子供たちの憧れの職業にしたい」という私の夢を、農業の課題解決と発展を支えるクボタの一員としてかなえたいと思ったからです。私は大学で演劇部に所属していたため、人前で話すことは得意でしたが、就職指導課の模擬面接でさらにスキルを高め、万全の準備を整えて採用面接に臨み、内定を得ることができました。一見農業と関連がないように思える国際関係学部でも、農産物貿易が世界経済に及ぼす影響を学んだり、民法を研究する小野ゼミナールで農地法をテーマにしたりと、様々な場面で深い結びつきを感じました。4年間で身に付けた知識と経験は、社会人生活できっと役に立つと思います。

髙橋 正剛

東日本旅客鉄道 株式会社

観光ゼミナールの経験が就職活動に直結

国際教養学科 2023年3月卒業
髙橋 正剛 さん

私が所属していた矢嶋ゼミナールは、企業や行政と連携して地域観光の活性化に取り組んでいます。私たちのチームは富士山三島東急ホテルに宿泊プランを提案し、商品化された実績があります。このプランは三島駅直結の立地を生かして、電車の魅力を満喫するというものでした。この経験と、大学で学んできた観光の知識が生かせる業界として、鉄道会社を志望しました。中でもJR東日本は、私が軸としていた「社会貢献性の高い事業」「日本の価値作りができる会社」に当てはまっていて、とても魅力的でした。就職活動中は社会人の方とのやり取りが多くなりますが、ゼミ活動で慣れていたため、自信と余裕を持って対応することができました。大学で一貫して力を入れてきた「観光を通した地域の発展」を、これからは社会人として実践し、多くの方に旅行の楽しさや日本の素晴らしさを発信していきたいです。

増田 絵理菜

富士山静岡空港 株式会社

好きなことを追求し、夢に近づく

国際教養学科 2023年3月卒業
増田 絵理菜 さん

生まれ育った大好きな静岡県の魅力を伝えるためには、日本や世界の各地と静岡県を飛行機でつなぎ、多くの方に足を運んでもらう必要があると考え、エアライン誘致や観光プロモーションを行う空港運営職(総合職)を志望しました。憧れの航空業界に入社できたのは、本学部で国際文化や地域振興を学び、語学の勉強を通して多くの外国人と交流し、観光系の矢嶋ゼミナールで実践的な活動を行ってきたおかげだと思います。大学生活を通して、私は「好きなことを追求する楽しさ」を知りました。講義では学生がプレゼンテーションする機会が多いため、興味の対象を深掘りする時間がとても楽しかったです。ゼミナールでは仲間と協働で共通の関心事を追求し、大きな達成感を味わいました。静岡県の良さを再発見し希望の職に就けたのも、好きを追求した結果でした。好きを貫くと、夢に近づくことができると思います。

鈴木 颯人

神奈川県教育委員会

英語教師になるための、理想の環境

国際教養学科 2023年3月卒業
鈴木 颯人 さん

英語と外国文化に興味があり、教師を目指していた私にとって、国際関係学を学びながら英語の教員免許が取得できる本学部は、理想の環境でした。小学校教員養成特別プログラムの受講で、小中連携教育への理解を深められることも魅力です。ここで過ごした4年間は、英語力だけでなく広い視野で物事を捉える力がつき、英語教師に必要なスキルが身に付く有意義な時間でした。生内ゼミナールではフィンランドと日本の英語教育の違いを調査しました。フィンランドの公用語は英語ではありませんが、ほとんどの人が英語を自在に話すことができます。日常的に英語に触れる環境や教育レベルの高さもありますが、理由の一つに「英語は義務ではなく楽しむもの」と考えていることが挙げられます。私も生徒に英語の楽しさを伝えられるよう授業改善に努め、信頼される教師を目指したいと思っています。

野田 明莉

静岡県 沼津市役所

学部の強みをフル活用して夢を実現

国際総合政策学科 2023年3月卒業
野田 明莉 さん

私が大学時代に力を入れていたのは、地域交流や地域貢献を目的としたボランティアサークルの活動です。私たちの活動で地域の状況が改善されていくことにやりがいを感じ、感謝の言葉をいただくたびに達成感が高まりました。この経験から就職活動の軸を「人と関わり、地域を盛り上げる仕事」に定め、民間企業の選考と並行して公務員試験の勉強に励みました。本学部では公務員試験対策講座を1年次から受講することができ、グループディスカッションやエントリーシート対策、模擬面接体験など手厚い支援を受けられます。学科主催の学外研修や講演会は、将来を考えるきっかけを与えてくれます。ゼミナールで環境に配慮したまちづくりを研究したことも、これからに生かせると思います。ここで得た数々の経験を生かし、市民の誰もが生きがいを持って活躍できるまちの実現に向けて、市職員として貢献していきます。

荒田 凱斗

株式会社 JTB

臆せずトライしてみよう

国際総合政策学科 2020年3月卒業
荒田 凱斗 さん

充実した大学生活を送りたい、という思いから日本語教員養成プログラムを履修し、ティーチング・インターンシップ・プログラム(TIP)にも挑戦しました。TIPは海外の学校で日本語を英語で教えるという内容ですが、当時の私の英語力はほぼゼロ。それでも現地の生徒と心を通わすことができたのは、校外学習のバス旅行があったからです。また、自らの高校の修学旅行もかけがえのない思い出になっていることから旅行に関わる仕事を目指すようになり、現在はJTBで修学旅行や校外学習の企画から添乗まで担当しています。コロナ禍にはオンライン修学旅行を提案したり、最近では総合的な探究の時間のプログラムを設計したりと、新しい取組で教育をサポートすることにやりがいを感じています。準備中の日本語学校向け就労支援イベントでは、外国人が日本で働くことの難しさを大学の日本語教育で学んだ知識が生かされています。臆せずトライした経験が、全て今の私につながっています。

鈴木 颯人

日本航空 株式会社

前向きの姿勢が未来を拓く

国際教養学科 2018年3月卒業
木伏 あさひ さん

私が本学部を志望したのは、英語力を磨きながら異文化を学べることに魅力を感じたからです。オープンキャンパスの明るい雰囲気が決め手になりましたが、その明るさは、誰もが夢に向かって前向きに取り組んでいる姿勢から感じられたのだと思います。そんな前向きな仲間に刺激を受けながら、英語特別クラスにおいて留学しているかのような英語漬けの毎日を送り、英語力の向上に励みました。英語スピーチコンテストへの挑戦は、人前に出ることの苦手意識を克服するきっかけになりました。異文化コミュニケーションをテーマにする小川ゼミナールに所属して、多様性を認め合うことの大切さを学びました。これらの経験があったからこそ、客室乗務員として様々な文化的背景のお客様と接する際、一人ひとりの気持ちに寄り添ったサービスが自然にできるのだと思います。現在は国内線と国際線に乗務しています。大学時代に培ったチャレンジ精神で、育児とフライトの両立に奮闘中です。